宝珠山

山寺立石寺。本堂に残る 千年の舞の面影

山形市山寺。 ここに、慈覚大師円仁が開山した「宝珠山立石寺」はある。 年間 70万人が訪れる山形県の代表的な観光地だ。 その多くの観光客が立ち寄り 踏みしめるであろう足元に、この山寺開山以来の 1200年の歴史があることを、人々は知らないまま行き交う。 そこは、登山口を上ってすぐの立石寺本堂「根本中堂」にある。 ここ山寺に訪れる人は皆必ず立ち寄るところだ。 この根本中堂正面には、一面に敷石が敷きつ […]

山寺(立石寺) -貞観2年(860)創建の謎に迫る。-

● 貞観2年(860)の創建説は本当なのか⁉︎ 立石寺は、貞観2年(860)に、清和天皇の勅願で、 僧円仁によって創建されたとしている。 しかし、この年の清和天皇の年齢は11歳である。 小学校5年生の子供の天皇であったのだ。 平安京にいる幼帝が、東北地方のこの地に、 寺を建てろなどと命令することが考えられるのか? また、この年の僧円仁は68歳という、 当時としては超高齢であった。 しかも、唐から帰 […]

山寺(立石寺) -千二百年の法燈がともる芭蕉ゆかりの山寺で歴史と文化と風情に触れる –

山寺~立石寺 「閑さや 岩にしみ入蝉の声」 今から325年前の元禄二年(1689)。 松尾芭蕉は、奥の細道の旅の途中、山寺立石寺で蝉の句を詠んだことは余りにも有名です。 宝珠山立石寺は、平安時代の貞観二年(860)清和天皇の勅願所として、 円仁(慈覚大師)によって創建されたといわれる天台宗の寺院である。 立石寺は後世になって比叡山の別寺として、あるときは、僧坊3百余り、 千四百二十石の朱印地をもっ […]